王醫塾で中医学を学んでいる先生方からコメントをいただきました。
入会を検討されている方はご一読ください。
滋賀県甲賀市 かりゆしクリニック 内科医 東理 先生
私が王醫塾で学ばせていただくようになって、早や3年目に入りました。王先生は時々、「3年間はここで学んでほしい。でないと、龍門の神髄はわかりません。」と言われます。それならば少なくとも3年間は通ってみようと続けてきました。学べば学ぶほど内容は深淵です。
私の参加しているクラスの講義は毎月一回、4時間半行われ、前回までに学んだ内容の上に新しい事項が次々に紹介されます。それらを全部一度に消化することは困難ですが、王先生は参加者の質問にはいつでも気軽に答えてくださり、困った症状があれば実演を交え懇切丁寧に指導いただけるので、一回の講義では理解が浅かった部分も回を追うごとに深く把握できるようになります。また、いくつかあるクラスの講義内容は毎回、弟子の方が王醫塾のホームページに詳しくアップしてくれますので、自分の参加していないクラスでの講義内容も学ぶことができます。換言すると、これらを上手く活用すれば、2倍にも3倍にも学習効果が期待でき、王先生が日ごろから「針灸習得にある程度は必要」と強調される研修内容の暗記を定着させるうえで非常に役立ちます。
道教医学と中医学の奥義を幼少期より父上から伝授され、それをさらに発展された師から直接、教えていただけることは大きな幸運です。また、王先生が深い見識と技術を持ちながらも決して驕らず、権威的なところが全く感じられない方であることも、学びに来るかたが絶えない所以でしょう。
最後に、時折本題に交えて話される、易学・気功・瞑想・チャクラ・台湾事情・神秘体験・宗教談義・中国拳法など多岐にわたる話題、そして数々の“絶妙な切れの味のジョーク”も大変興味深く伺っています。
大阪府藤井寺市 鳥居医院 内科医 鳥居裕一朗 先生
大阪府藤井寺市で、内科を開業している鳥居と申します。中医学による診断治療や鍼灸治療を取り入れて診療を行っています。今世の患者さんの病状は、多くの要因が複雑に絡み合い、西洋医學を基にした知識や検査による診断や薬による治療では、治療困難な例も多く見受けられます。私も30年の診療の中で、苦しむ患者さんに有益な治療を提供できなかった時期があり、色々な講習に参加し治療法や診断法を学びました。その中で、ピンと来たものが中医学と針灸でした。中医学は、高価な診断機器を要せず、患者さんを望・聞・問診・脈診にて情報を集め、太古の頃からの知識と経験により練り上げられた診断・治療法を用い、あらゆる症状に対し治療が行えるすばらしい医療です。一方針灸治療は、中医学による漢方治療が緩やかな治療であれば、鍼灸治療はジェット機のように、速く安全に行える治療法といえるでしょう。現在、漢方と針灸、両方の治療を組み合わせることで短期間に安全に症状を軽減・治療する事を目指し、日夜奮闘しております。
王醫塾は、王醫仙からの教えを学ぶ道場です、礼儀を持って鍛錬すれば、「心構え」「手技」「診断・治療法」などを、針灸の基礎も分からない医師に懇切丁寧に教授して頂けます。また、鍼・医連携の確立に非常に有用な「場」と思い、大阪から約2年半通っています。
広島県福山市 いそだ病院 内科医 平岡尚子 先生
王醫仙先生との出会いは、2014年4月の大阪でした。非常に引き込まれる講義と、本物の人が持つオーラ?みたいなものを感じて、この先生に学びたい!と強く思いました。すぐ、5月の臨床会にお邪魔させていただき、そこで、おこがましいのですが、「これは本物だ!」と確信を深めました。
内科医として20年あまり臨床の場で診療してきましたが、思うようにならないことが多かったため、15年ほど前から四川省出身の老中医から中医学を学ぶようになりました。
針治療も、色々な勉強会に顔を出して勉強してきましたが、所詮付け焼刃だったのでしょう、あまり臨床の場で役立てる事ができませんでした。ですが、2014年4月に王先生に出会ってから、少しずつ変わってきたように思います。
王醫塾で学ぶようになって、初めはなにがなんだかさっぱりでした。しかし、不思議な事に、わかってないのに、王醫塾で学んだその週は、針治療の効果が倍増しています。これはなんだろう、と思いながら、現在まで少しでも身につけようとがんばっています。学べば学ぶほど、深淵な世界が目の前に広がってくる思いです。これは、王先生が日々進化しているからかも・・・と、この前の王醫塾で感じました。
これからも、少しでも多くの患者さんの治療に役立てるように王醫塾で学び続けていきたい、と思っています。
神奈川県横浜市 東山耳鼻咽喉科医院 医師 東山佳澄 先生
大学院生の時から15年来の腰痛に苦しんでいましたが、知人の紹介でこきゅう南青山で鍼治療を受けた際、その速攻性と強力な効果に大変驚きました。
鍼灸など東洋医学を理解したいと思っていたところ、王醫塾について教えていただき、入塾しました。
鍼灸治療は特に痛みや痺れの他、自律神経症状に対する効果が高く、私の専門範囲では頭痛、肩こり、めまい、耳鳴、難聴疾患、アレルギー性鼻炎による鼻閉症状などに効果が高いと感じております。
王醫塾で学んだ知識、技術と西洋医学を併用することにより治療の幅が非常に広がりました。
これからも患者様にとってより良い治療のために精進してゆきたいと思います。
神奈川県鎌倉市 湘南鎌倉総合病院 吉澤和希 先生
現在、地域の総合病院に勤務しているものです。もともと総合内科的患者さんへの西洋医学的治療の無力さをばねとして卒後6年目から北京中医薬大学日本分校で毎週土日3年学び、以後そこで御縁があった中医の家系の中国人留学生の先生から薫陶うけつつここ7年位間欠的に(医師は忙しいのですよ)鍼灸の勉強を始めた内科医師です。
鍼灸の重要性はわかっているものの当初は忙しさと機会のなさにかまけて、もし鍼灸治療が望ましいようなケースでも鍼灸師に任せたらいいや位に考えていたのですが、周囲で以外に目を瞠る効果を出せる鍼灸師が少なかったこと、西洋医学や漢方の湯液治療に鍼灸を加えたら難治とされる病にも立ち向かえる武器を追加できるのではと学び始めました。
王醫塾へは別の鍼灸の勉強会の仲間の先生に誘われて参加したのですが、それまで学んだオーソドックスな中医鍼灸とは異なり、その独自性、奇穴を含めた内容の膨大さに圧倒され続けました。
ようやく2年目で少しずつ慣れてきた感じでがありますが相変わらず大変です(笑)。ですが臨床経験豊富な王先生の、飲食男女のユーモアを交えながらの講義は非常に臨床に即した内容であり、その即効性や多彩さは、鍼灸の基礎をある程度学んだ方にとって非常に有益な、そして将来の診療内容の進歩を約束するものと言えましょう。
腰を落ち着けてじっくり鍼灸の道を進みたい方にはお勧めの講義と思います。