2024年9月29日(日)
第32回 日本刺絡学会学術大会
【刺絡鍼法の可能性−こんなときは刺絡だよね−】
昨今、胃腸症状やアレルギー疾患、ガンなどの慢性的と位置付けられる症状や病気に対して、鍼灸が有効であるケースが少なくないとされています。
今回は「刺絡鍼法の可能性」と題され、学術大会が開催されました。
長い臨床経験を持つ臨床家の先生方から、臨床現場での刺絡の活用方法や実際の臨床例が発表されました。
そこで、王醫塾塾長・王醫仙老師に講演のご依頼を頂き、講演を行いました。
講演テーマ:「董師奇穴・急症絡刺」
講演は、ユーモアを交えながら参加者がリラックスして聴講できる雰囲気作りをする。
緊張した状態だと、話が頭に入ってこない。
楽しく学ぶことで、記憶に残りやすい。
これは、患者さんに対しても言えること。
・患者さんをリラックスさせることで信頼関係を築きやすくなる。
・リラックスさせることで副交感神経を優位にし、治療効果を上げることが出来る。
参加者の手を取り、脈診をする。経穴の取り方を自分の身体を使って指し示す。
ただ一方的に伝えるだけでなく、参加者にも考えさせ、伝える側・教わる側が一体となり会場の雰囲気を作り上げる。
どんな大舞台でも、いつも通りの王醫仙がそこに在りました。
・刺絡における陰陽
・董師奇穴の刺絡
・龍門針灸の刺絡
・鍼灸経済学
講演の中で王醫仙は、長い臨床経験の中で確立した針灸施術の一端を示してくださいました。
講演後、刺絡学会の先生、王醫塾でのかつての教え子、現塾生がお声をかけてくださり、みんなで記念撮影させて頂きました。
楽しい講演の余韻もあり、みんないい笑顔です。
今回の講演の直後、王醫塾への入塾を申し込まれた方がいらっしゃいました。
30分という非常に短い時間での講演でしたが、『董師奇穴』そして『王醫仙』の魅力が充分伝わったのだと感じます。
王醫仙の刺絡の原点を学びたい方は『董師正経奇穴針灸学 絡刺編』をご購入ください。
こちらの書籍は、亜東書店よりご購入出来ます。
☞https://www.ato-shoten.co.jp/index.php/product-113171.html
もっと深く学びたい方は、王醫塾へのご参加をお待ちしております。
王醫仙という素晴らしい臨床家を師に持てたことを感謝いたします。
また、王醫仙の魅力を皆様に伝える機会をくださった『刺絡学会』運営の先生方に、深く御礼申し上げます。