「胡先生との再会 前編」
今年も胡老師の元へ董師奇穴針法を学びに。
私自身は2年ぶりの来台であり、胡老師のもとへ伺うこともあの日以来。
この場所を訪れると自然と身が引き締まります。
挨拶を終え、いよいよ董師奇穴針法を学ぶ時間に。
董師奇穴は全身に740余りの穴が存在します。
胡老師から学んだことによると、740穴のうち200穴程が一般的に使用されていて、
その中の72穴は特定の症状を治療するために見出されており、32穴は緊急医療に用いられます。
その中の72穴は特定の症状を治療するために見出されており、32穴は緊急医療に用いられます。
※72絶針(病変に応じる針)、32解穴(医原病への針)
董師奇穴の医学理論及び治療効果はとても優れているもので、胡老師から伺った話によると董師奇穴針法は、
長期間にわたる疾病と同様、難病の治療に極めて効果的で、脳卒中とその後遺症、癌の治療と化学療法のリハビリにおける効果は大きい。
その中で、指、手背、手掌の治療効果は絶大です。
胡老師の治療は診断と治療を同時におこなうのですが、その速さに驚くと同時に治療技術の高さに目を奪われます。
また、刺針後に体に大きな力が働くことが分かます。
目的に対して効果を的確に与えるということには、これまで多くの方を治療してきたという重みを感じずにはいられません。
手掌診断をおこないながら治療に進みます。
帰国後、刺針後の写真を紙に書き写したのですが、何かの法則があるのではないかと思うほどに刺されている針が何故だか美しいのです。